パパ活相手を本気で好きになってしまい、結婚を夢見る女性は実は少なくありません。
- パパ活で知り合った相手と結婚することは可能なのか?
- パパ活がきっかけの結婚に潜むリスクや危険性は?
本記事では、パパ活からの結婚について実例を交えて解説していきます。
パパ活相手との結婚は超レア!
結論からはっきり言うと、「パパ活相手との結婚は非現実的で、99%ありえません」。
- 男性はトロフィーワイフが欲しい
- 女性はお金さえ手に入ればよくて、夫が不倫しようが構わない
このようなケースであれば、パパ活関係から結婚に至るカップルもそこそこいます。
が、普通のカップルのように愛情がベースになっている”幸せな結婚”は超〜レア。
パパ活はあくまで「疑似恋愛」。実際にパパ活相手と結婚できることはほぼないと考えなくてはなりません。
パパ活と結婚の違いは、”金銭のやりとり”
パパ活していて相手を「いいな」と思ったとしても、それは金銭のやり取りを介した”サービス”でしかありません。
パパ活男性が思わず好きになってしまうような質の高いパパ活女子は、腹の底では「このジジイきもいな」と思っていても、お手当てをたくさんもらうためにニコニコと表情を取り繕っているもの。
愛想を振りまけばお金になったパパ活と違い、結婚後は”無償労働”となるので、パパ活女子はだんだんと結婚生活に耐えられなくなっていってしまいます。
逆にパパ活男性にとっては、「お手当てさえ払えばハイレベルな女性と気軽に遊べる」のがパパ活のメリット。
パパ活女子との結婚後は、「生活費を出しているのに、なんで何もしてくれないんだ」と不満が芽生えてくるパターンがほとんどです。
交際クラブで出会ったパパ活相手との結婚なら可能性ゼロではない
大手交際クラブ2社に取材した結果、年間1組あるかないかくらいの低確率ではあるものの、パパ活からの結婚がゼロなわけではないことがわかりました。
女性が20代後半〜30代前半、男性が50〜60代というカップルが多いんだとか。
パパ活アプリやSNSでのパパ活に比べ、交際クラブで出会ったパパ活カップルが結婚する可能性は少しだけ高め。
- 男女ともに入会審査を経ていて、非常識な人ではないという安心感がある
- 若いパパ活女子をとっかえひっかえする目的ではなく、それなりに長期の交際をするつもりのパパ活男性が多い
パパ活から結婚に進みたいと考えている人は、交際クラブでパパ活を始めてみるのがおすすめです。
パパ活している男性は結婚を求めていないのが現実
交際クラブでのパパ活から結婚したカップルがいるのは確かですが、それはかなり特殊な例。
実際、パパ活している男性は、「パパ活女子と結婚するなんて一切考えてない・求めてない」という人が大半です。
好みの女性にお手当てを払ってデートをし、その場を楽しむ。飽きたら関係を切ってほかのパパ活女子と遊ぶ。パパ活相手に結婚は求めていない。
これが大半のパパ活男性の考えです。
パパ活している男性の7割が既婚者
そもそも、パパ活男性には奥さんがいる可能性のほうが高いのが現実。
すぐに思いつくのは「夫婦仲が完全に冷えているものの、奥さんが生活防衛のために離婚に反対している」というパターンですが、意外と、夫婦仲・家族仲の良い、愛妻家で子煩悩な男性がパパ活していることも多いんです。
そういう男性は、
- 家庭は絶対に守りたい大切な居場所
- パパ活女子はいつポイ捨てしても良い火遊び相手
という認識で、ちょっとした刺激欲しさや疑似恋愛を求めてパパ活をしています。
結婚などの責任を負わないためのパパ活
残り3割の独身男性の中には、「離婚を経験して現在は独身」という人も多々。
普通の恋愛関係になってしまうと、女性との関係に”責任”や”気負い”が生じるので、独身であっても結婚はせず、パパ活で女性との関係を持ちたいと考えています。
過去の恋愛や元妻との結婚生活に疲れてしまった男性は、女性からグチグチと責められたくないがために、パパ活で気楽に遊んでいることも。
“金銭を支払う”行為によって、「いつになったら結婚してくれるの?」という女性の気持ちから逃げることができるのです。
パパ活きっかけの結婚はやめたほうがいい3つの理由
パパ活相手との結婚が「できるか、できないか」以前に、そもそもパパ活相手との結婚はやめておくべきです。
理由は3つ。
- 「お金目当て」・「身体目当て」とお互いに疑心暗鬼になってしまう
- 自分以外の愛人が存在するかも
- 周囲から祝福されない
それぞれの項目を詳しく説明していきます。
①「お金目当て」・「身体目当て」とお互いに疑心暗鬼になってしまう
パパ活きっかけの結婚がおすすめできない理由の1つめは、「『お金(身体)目当て』とお互いに疑心暗鬼になってしまう」から。
出会いのきっかけが”パパ活”だと、「女はお金目的、男は身体目的」という気持ちが心の底に残ったままになってしまいます。
自分が相手のことを「好きだなあ」と思えば思うほど、「でも彼(彼女)は身体(お金)目当てでしかないかもしれない」と心配になり、相手の好意をどうしても信頼しきれないのです。
お互いにお互いを信用できない打算的な結婚では、幸せな結婚生活を送ることはできません。
②自分以外の愛人が存在するかも
パパ活きっかけの結婚がおすすめできない理由の2つめは、「配偶者に自分以外の愛人が存在するかもしれない」から。
パパ活している男女は、お互いに複数の相手がいても当たり前。
パパ活の世界に慣れてしまうと、”一夫一妻”制の感覚に戻るのがなかなか難しいもの。結婚したはいいものの、お金欲しさにパパ活を継続するパパ活女子。
逆に、妻以外の女性と遊びたくなってパパ活の世界に舞い戻るパパ活男性。
結局、「結婚せずにパパ活していたときのほうが楽しかった(稼げた)」と思ってしまいます。不倫していなかったとしても、「外に愛人がいるのでは?」という疑念はお互いに消えません。
③周囲から祝福してもらえない
パパ活きっかけの結婚がおすすめできない理由の3つめは、「周囲から祝福してもらえない」から。
パパ活カップルは、15〜20歳、もしくはそれ以上の年の差があることがほとんど。
そして、年の差婚に対する世間一般の目は非常に冷たいもの。
最近は「恋愛の自由」、「本人の意思が尊重されるべき」という価値観が広がりつつありますが、まだまだ反対派が多いのが現実です。
たとえば、加藤茶・綾菜夫妻の結婚当時、財産目当てだなんだかんだと騒がれていましたよね。
(参考:加藤茶の妻・綾菜さん“財産目当て”批判メール1日200通「眠れなくなった」)
パパ活相手と結婚したとしても、芸能人ほどあからさまなバッシングを喰らうことはありませんが、祝福をしてもらえない可能性が高いのは事実。
結婚は当人同士の意思でできるとはいえ、家族や友人から「あの夫婦、あんな年の差で…旦那さんは金持ちだし、お金目当てなんじゃない?」などと噂されてしまったらとても切ないです。
注意|パパ活相手との結婚に潜むリスク
お伝えしたパパ活きっかけの結婚がおすすめできない3つの理由は、「気持ち」・「感情」の部分が大きいですが、もっと現実的に大きなリスクも潜んでいます。
- そもそも相手のことをよく知らない
- パパ活相手の配偶者から訴えられるかも
こちらも詳しくみていきましょう。
①そもそも相手のことをよく知らない
パパ活相手と結婚することの大きなリスク1つめは、「そもそも相手の個人情報が全て嘘かもしれない」ということ。
あなたが結婚したいと考えているパパ活相手。その人から教えてもらっている個人情報は本物ですか?
十中八九、嘘の情報でしょう。トラブルを防ぐため、パパ活相手に個人情報を晒さないよう警戒して活動するのが当たり前です。
名前、年齢、家族構成、住んでいる場所、生い立ち…結婚するなら知っておきたい情報のほぼ全てが嘘。
パパ活相手のことを好きになった!結婚したい!という感情は、取り繕った嘘の情報によって芽生えたものだということを自覚しないといけません。
パパ活相手の配偶者から訴えられるかも
パパ活相手と結婚することの大きなリスク2つめは、「パパ活相手の配偶者から訴えられるかもしれない」こと。
パパ活相手が既婚者であると知っている場合はもちろん、知らずに関係を持っていた場合でも、配偶者にバレれば訴えられてしまう危険があります。
不倫の慰謝料の相場は、50〜300万円ほどと言われています。
普段のパパ活のデートはうまいことバレなかったとしても、いざ離婚→再婚に向けて動き出すと、現配偶者が「なんか最近変だな?」と勘づく可能性が高くなります。
どうしてもパパ活相手との略奪婚をしたいのであれば、「離婚が成立するまでは一切会わない、関係を持たない」くらいの覚悟でのぞみましょう。
パパ活相手と結婚したくなったら考えるべきこと
それでもやっぱりパパ活相手と結婚したい!と思っているあなた。
- 本当に”その人自身”のことが好き?
- キラキラしていない時間も一緒に楽しめる?
感情に任せて突っ走るのではなく、この2つを真剣に考えてみてください。
本当に”その人自身”のことが好き?
あなたが好きなのは、”パパのお金”、”パパ活女子の顔や身体”ではなく、本当に”その人自身”のことですか?
たとえば、
- パパの企業がうまく立ち行かなくなって、お金がなくなったら?
- パパ活女子が年齢を重ねて美貌を失ったら?
- それでも結婚生活を続けていきたいと思えますか?
人は必ず年をとってしわくちゃになります。
コロナ禍で倒産した企業がたくさんあったように、いつ何が原因で大不況に陥るかはわかりません。
病気や介護など、将来的に何か困難なことがあったときにもお互いに支え合って生きていけるか、本当にその人自身のことが好きなのかをいったん考えてみてください。
キラキラしていない時間も一緒に楽しめる?
高級レストランやホテルの夜景、ショッピングデートに旅行…きらきらしたパパ活デートを重ねて、「好き!」という感情が高ぶっているかもしれません。
ですが、結婚後は現実に引き戻されます。スーパーでの買い物、日用品の在庫管理、布団の上げ下ろしやベッドメイキング、毎日の食事作り、洗濯、郵便やチラシの仕分け…
“地味”でつまらない作業が莫大に増えます。生活のためには絶対なくてはならない、まったくきらきらしていない時間。
そういう時間も協力し合って一緒に楽しめそうですか?
なんだかんだ言っても重要なのは相性とタイミング
ここまでお伝えしてきたように、パパ活相手との結婚はリスクもあり、全くおすすめできませんし、できる可能性も非常に低いです。
ですが、人間関係は結局相性とタイミング次第。
本当に低確率ではありますが、すごく話が合う、気が合う、一緒にいて楽しい、そんな相性最高の相手とパパ活で出会い、お互いに「そろそろパパ活をやめようかな」と思っているタイミングであれば、結婚するのもあり。
- 金銭は関係なく、その人自身のことが本当に好きか?
- 協力し合って日常生活を送っていけそうか?
この2点をしっかり真剣に考えることは絶対に忘れずに!
実例|パパ活からの結婚で幸せになったカップル
交際クラブ大手・ユニバース俱楽部では、”寿STYLE”という結婚奨励制度を用意しています。
「パパ活から結婚するカップルがほとんどいないのは事実、それでも会員様同士の幸せをお祝いしたい」という気持ちから、お祝い金として入会金相当額をキャッシュバックするという制度です。
コロナ渦の最中、HAPPYなご報告頂きました。
ユニバース倶楽部で出会い交際期間2年間の愛を育み、パパ活カップルだったお二方がこの度15歳差の結婚に至りました。
長年倶楽部活動されておりましたお二人は、お互いレベルの高い男女の出会いを求めておりました。
パパ活界では婚活業界より厳しい世界かもしれませんが、さらなる高みを目指して妥協しない結婚の為には交際クラブは最高の出会いの場になるかもしれません。
どうぞお幸せに。
KOTOBUKI STYLE | 交際クラブ(デートクラブ) ユニバース倶楽部
まとめ|パパ活と結婚は切り離して考えよう
はっきり言って、パパ活相手との結婚は現実的ではありません。
交際クラブでの出会いからの結婚など、パパ活から結婚に至った例はあるものの、かなりのレアケース。
パパ活はあくまで”金銭を介した疑似恋愛”であり、婚活とは全く違うものだと認識しましょう。
パパ活相手を本気で好きになってしまって結婚したいと思ったときには、”日々の生活を送っている自分たち”を想像してみてください。
「本当に結婚したいのか?」「パパ活のきらきらした生活で夢見がちになっているだけじゃないか?」と冷静になって考えてみるのがおすすめです。
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