その業界・界隈にいないと意味がわからず、「何のこと?」と思うような言葉って結構たくさんありますよね。
パパ活もまた然り。SNSで「#P活」と検索してみると、普段の生活では見かけない用語がズラリ。
この記事では、パパ活界隈で使われる用語について、基本的なものからちょっと面白いものまでご紹介していきます!
パパ活で使われる用語・隠語・略語
パパ活ではさまざまな用語・隠語が使われています。
略語くらいだったら少し考えればわかることもありますが、なんのこっちゃと思うような絵文字なども。
主にSNSやパパ活アプリ等でパパ活相手を探すときに、ダイレクトに「SEXありで●万円ほしいです」などと書き込むと、アカウントが凍結されるリスクがあります。
それに、支援するつもりなどない人から冷やかしで連絡がくることも。そういった事態を避けるために、その界隈の人にしかわからないよう、用語・隠語が発展してきました。
どんどん派生・発展していった用語・隠語たち。
単純な略語だけでなく、「その発想はなかった」と思うような言い換え・隠語があっておもしろいです。
パパ活界隈でよく見かける用語(基本的な単語)
パパ活用語:p活・ぴかつ
p活・ぴかつ=パパ活のこと。
パパ活をアルファベット表記した「Papakatsu」に由来しています。
そもそもパパ活とは、【金銭的な余裕のある男性とデート(食事やショッピング・お出かけ)をして楽しんでもらうことで、その対価としてお小遣いをもらうこと】です。
★★
パパ活(PAPAKATSU)
↓
p活(ぴーかつ)
↓
ぴかつ
★★
“P活”も”ぴかつ”もどちらも当たり前に使われていますが、いわゆる”地雷系”の若い女の子たちは「ぴかつ」、それ以外の普通の(?)女の子は「P活」を使っている印象です。
パパ活に全く関係なくても、若い子は彼氏/好きな人のことを”すきぴ”(好きなpeople)といったりしますよね。
単純に”ぴ”という音がかわいい、短い方が発言しやすいといった理由で「ぴかつ」を使う子が多いようです。
パパ活用語:pj・娘
pj・娘=パパ活女子(パパ活をして男性に支援してもらう女の子)のこと。
◆pj:パパ活女子をアルファベット表記した「PapakatsuJoshi」に由来。
◆娘:「パパ」に対して、「娘」。
パパ活用語:p・おじ(おぢ)
p・おじ(おぢ)=パパ(パパ活で女の子を支援する男性)のこと。
◆p:パパをアルファベット表記した「Papa」に由来。
◆おじ(おぢ):「おじさん(おぢさん)」に由来していて、「説教おじ(おぢ)」「キモおじ(おぢ)」などと悪いイメージで使われていることが多い。
もちろん、100%悪い意味というわけではなく、普通に「パパ」の意味で「おじ(おぢ)」を使っている人もいますよ。
また、「p」の派生系はたくさんあり、pjにとってどんなパパなのか?を表しています。
パパ活用語:食事p・デートp・買い物p・マンションp
デート内容や、援助内容によるパパの分類です。
◆食事p:お茶や食事でお手当をくれるパパ。
◆デートp:一緒に外出・お出かけをしてお手当をくれるパパ。
◆買い物p:デートpの一種。ショッピングに連れていってくれるパパ。
◆マンションp:住む場所を提供してくれるパパ。パパ名義の高級マンションに住まわせてくれます。
マンションpは魅力的ですが、パパが相当信頼できる人でない限りは危険です。
家を知られているどころか、鍵を持っていていつでも入ってこられるパパって、普通に考えたらちょっと怖いですよね。
パパ活用語:細p・太p・神p
援助額による分類。
◆細p:お金に余裕がない/会う頻度が低いなど、少額しか援助してくれないパパ。
◆太p:多額の援助をしてくれるパパのこと。「太っ腹」に由来。
◆神p:太pよりさらに援助額の多いパパ。食事だけで10万円とか、目玉が飛び出るような金額をポンっと渡してくれます。
キャバクラやホストで客を「あいつは細客だから後回しでいい」「あの人は太客だから大切にしないと」などと言いますよね。それと同じです。
パパが細pになるか神pになるかは、【パパの経済力×pjの魅力】で決まります。
自分の魅力に自信のあるpjさんは、細pだからといってすぐに切るのではなく、太p・神pに育てることができるかどうか試してみるのも楽しいかもしれません。
パパ活用語:地雷p
- 約束を反故にしてくる/お手当を払わない
- 断ってもしつこく身体の関係を迫ってくる
- やたらと個人情報を聞き出そうとしてくる
- ストーカー行為に及ぶ
などの迷惑行為をしてくる、絶対に関わりたくないやばいパパ。
パパ活用語:ガチ恋p
pjに対して、本気の恋愛感情を抱いているパパのこと。
パパ活は「デートをしてパパに”疑似”恋愛を楽しんでもらう」のが基本ですが、何度か会っているうちにパパ側が本気になってしまった、ということがあります。
女性経験が少なかったり、夜のお店で遊び慣れていない状態でパパ活に手を出した男性が陥りやすい傾向。
ガチ恋pから太pに進化するか、ストーカー化して地雷pとなってしまうのか、運命の分岐点です。
パパ活用語:詐欺p
そもそもパパになるつもりがなく、pjからお金を騙し取ろうとしている人。
実際に会ってみたら、「パパ活より稼げるよ~!」と情報商材を売りつけてきたり、投資の話(投資詐欺)を振ってきたりします。
立派な犯罪ですが、pj側も「パパ活でお手当をもらおうとしていた」というのは事実なので、なんとなく後ろめたさがあって被害届を出せなかったりすることも。
パパ活用語:新規
はじめて会う相手のこと。新規p、新規パパ、新規pj、新規さん、などとも言います。
「今日は新規pjさんと顔合わせ」
「新規p、優しい人だといいな~」
なんていう風によく使われます。
パパ活用語:都度・リピ
デートの都度、お手当の授受をすること。
都度でデートするパパのことを「都度p/都度パパ」と言ったり、都度パパから2度目のデートのお誘いをもらうことを「リピのお誘いもらった♡」と言ったりします。
相当パパに気に入られない限り、基本的には都度でパパ活をすることになります。
なかなか会ってもらえなかったり、リピートしてもらえなかったりすると稼ぐのは難しいです。
都度パパにリピートしてもらい、定期(※後述)に繋げる、というのが、稼げるパパ活の正攻法。
パパ活用語:定期・月極
「月4回会って、お手当は月額10万円」といった約束を交わして定期的・継続的にデートすること。
契約内容によっては定期より都度のほうがデート1回あたりの単価が高い可能性もありますが、定期pの魅力はなんといっても「安定性」。
単価が多少高くてもいつ会ってもらえるかわからない都度pより、確実に毎月一定のお手当をくれる定期pのほうが嬉しいので、定期pを望むパパ活女子はたくさんいます。(サブスクビジネスっぽいですね。)
ちなみに、定期関係は、パパ側からすると「仕事が忙しくてあんまり会えない!」というときでも一定のお手当を渡さなければいけないので、損得勘定だけで考えると微妙なところ。
なので、付き合いが長いからといって誰でも彼でも定期にするわけではなく、お気に入りの女の子だけ定期にするというパパがほとんどです。
パパ活用語:短期・長期
ひとりのパパ/pjとどのくらいの期間付き合うか。
◆短期:1.2回会うだけで、関係を深めずにすぐ終わり。
◆長期:数か月以上~稀に年単位で長く付き合いを続ける。
短期だとパパとの関係を深めなくてもいいので、「こんなこと言ったら嫌われるかな」なんて心配をせずにお手当を請求できたり、ちょっと嫌なところがあったら即ブロックして終わらせたりできるので気楽です。
一方で、常に新規のパパを探さないといけないのでそれはそれで大変。お手当も安定しません。
長期の場合は、関係が深まっていくとともに(良質なパパであれば)お手当UPしてもらえることがあり、新規のパパを探す必要がないので落ち着いてパパ活に取り組むことが可能。
都度だと短期、定期だと長期、という傾向がありますが、「都度だけど、低頻度でなんとなく続いて気付けば年単位の付き合い」なんてこともたまにあります。
パパ活用語:お手当・交通費・タク代・車代
これがなければパパ活は始まらない。
お手当とは、「デートの対価としてパパがpjに渡すお金」のことです。
名目上、「交通費(タク代/車代)」ということもありますが、すべてパパからpjに払われるお金のことに変わりありません。
メッセージで顔合わせの条件交渉をする際、「顔合わせでは交通費として0.5いただけると嬉しいです。2回目会っていただける場合ののお手当は話し合って決めていけたらと思います♡」というのがよくあるpj定型文です。
パパ活用語:大人・プチ
いわゆる”身体の関係“のことです。
◆大人:本番行為あり
◆プチ:本番行為なし
身体の関係なしのパパ活を「健全」と表したりもします。
お茶や食事のみのデートより単価が高くなりますが、それに伴ってリスクも上がります。
プチは本番なしとはいえ、ホテルなどの密室でパパと二人きりになるのは変わりないので、ある程度のリスク(下手したらレイプの可能性も)は頭に入れておかなければいけません。
条件交渉の際に、
「大人ありで3でどうでしょうか。」(※3=3万円)
「大人は信頼関係ができてから考えたいです。」
「プチのみ、大人はなしでお願いします。」
といった感じで使われます。
パパ活用語:サポ・サポート
身体の関係の対価として金銭をもらうこと。
もともとは援助交際の隠語として使われていた言葉です。
SNSでは、「#サポ」のハッシュタグと一緒に「#円」(※援助交際→えんじょこうさい→えん→円)が使われていることも多々あります。
「大人なしでパパ活したいな」と思っている女の子は使わないようにするのが得策です。
パパ活用語:顔合わせ1・食事2・大人5
条件交渉の際に使われる表記です。
数字はお手当の額のことで、単位は「万円」。
つまり、
「条件は、顔合わせ1・食事2・大人5を希望しています。」=「お手当は、顔合わせで1万円・食事デートで2万円・大人ありなら5万円を希望しています。」
という意味になります。
ちなみにこれは相場からするとちょっと高めの設定なので、あんまり容姿が良くないpjだともらえないかも。
顔合わせ0.5~1万円、食事1~2万円、大人3~5万円が相場です。
パパ活用語:茶飯女・茶飯pj
お茶・ご飯のみ/大人なしでお手当をもらってパパ活をしているpjのこと。
こういったpjを嫌っているパパが蔑称として使用することが多いです。もっと嫌悪感をあらわにした「茶飯乞食」なんて言い方もあります。
健全飲みで活動している女の子たちは、「茶飯のみでサポートを受けるのが本当のパパ活!身体ありは援交・売春だからパパ活ではない!」という意見です。
一方、大人を望むパパたちや、大人ありの活動をしているpjからすれば、「”疑似恋愛”がパパ活。恋愛と身体の関係はセットに決まってるだろ(未成年除く)。」という主張。
残念ながら、この論争が終わることは決してないでしょう・・・
パパ活用語:ペイタ・シュガダ・パディ・ミツ
パパ活アプリ・パパ活サイト名の略語です。
- ペイタ:paters(ペイターズ)
- シュガダ:SugarDaddy(シュガーダディ)
- パディ:paddy67(パディロクナナ)
- ミツ:mitsumitsu(ミツミツ)
また、「#●●(アプリ名)地雷」という派生形があり、SNSではこの派生形のハッシュタグが使われています。(#シュガダ地雷、#ペイタ地雷、など)
お手当くれなかったパパ、ドタキャンしてきたpj、写真詐欺すぎるpjなど、さまざまな理由で”地雷物件”として晒されています。
面白いパパ活用語・隠語
いままでご紹介した用語は割とわかりやすいというか、結構ストレートに意味が理解出来るものが多かったですよね。
ここからは、絵文字ひとつだったり、「最初に考えた人の発想力すごいな」と思わずクスッとしてしまったりするような用語をご紹介していきます!
パパ活用語:ドカタ(土方)・⚒・⚒️
「大人ありのパパ活」、または「それをしているパパ活女子」のこと。
由来は、建築現場などで働く作業員(=肉体労働者)を土方(ドカタ)と呼ぶことから。肉体労働=身体を使って稼ぐ=大人ありのパパ活、という意味で使われています。
同じ意味で、「膣ドカタ」と言ったりもします。絵文字は、「ハンマーとツルハシ」です。
作業員がよく使う器具なので、ドカタを意味するそう。(余談ですが、この絵文字「父」って漢字に似てるよなあ。父…パパ…よくできてる~(笑)と個人的に思っています。)
パパが使うというよりも、pjが自称で使うことが多い用語です。
「茶飯だけだとお手当なかなか上がらないけど、ドカタだけはやらないって決めてる。」
「今週は⚒️×3でガッツリ稼ぐ予定!」など。
また、SNSでは定期的に、「茶飯pj VS ドカタpj」のバトルを観戦できたりします。
ちなみに、⚒️以外にも、絵文字でデート内容を表すものがあります。
◆🍵:お茶
◆🍽:食事
◆🛍:ショッピング
まあこれは絵文字そのままなので、パパ活用語の知識がなくてもわかりますよね。
パパ活用語:♣
トランプのクラブマークです。これは、交際倶楽部のこと。クラブ繋がりですね。
絵文字ですが、結構ストレートでわかりやすいです。
派生して、交際クラブで知り合ったパパのことを「♣p」と書いたりします。
パパ活用語:🕊
ハトの絵文字で、X(旧Twitter)を意味します。
X(旧Twitter)の元アイコンが小鳥であったことから。
「🕊でアポとったけど、変な人じゃないといいな…」
など、「X(旧Twitter)で●●した」というときに使います。
パパ活用語:緑・黄
チャットアプリの隠語です。
アプリのアイコンの色・イメージカラーが由来。
「緑」はLINE、「黄」はカカオトークを表します。
マッチングアプリや出会い系アプリ・サイトでパパ活していると見ることがあります。というのも、こういったサービスでは、女性は無料ですが男性は利用料がかかるから。
メッセージ1通●円、といった形式で課金されるものが多いので、男性としてはできるだけお金のかからない方法でやり取りしたいのです。
しかし、運営側からしたら、外部サービスに流出させたら利益が減ってしまうので、「LINE」や「カカオトーク/カカオ」といった単語は禁止ワードにしていることがほとんど。
そのため、「緑でメッセージできますか?」などと隠語で交渉することがあります。
ちなみに、パパ活専用のアプリやサイトではあまり見かけません。何故かというと、パパ活専用のサービスでは、メッセージごとの課金はないことが多いから。
男性は月額利用料を払えば、追加料金なしで女性とやり取りできます。
マッチした直後の段階ではなく、顔合わせで実際に会ったときに「LINE交換できますか?」と口頭で交渉されることが多いです。
パパ活用語:JOJO
処女の女の子のこと。
パパ活では多くの男性が、「風俗やキャバクラなどのプロによる接客ではなく、素人感のある普通の女の子と疑似恋愛したい」と思っています。
そのため、処女の子がパパ活していると意外と需要があります。(もちろん、実際の恋愛と同じように「処女は面倒くさいから嫌だ」と思っているパパもいますけどね。)
パパ活用語:魔法
!注!
面白いパパ活用語としてご紹介していますが、最初に断っておきます。これは実際に起こってしまったら全く笑える話ではありません。
パパ活している女の子には、本当に気を付けてほしい内容です。
パパ活用語でいう”魔法”とは、「睡眠薬を盛られて、レイプされること」です。「意識が朦朧として、気付いたらすでに事後だった」という、まるで悪い魔法にかけられたかのような状態を指して、このように言われます。
実際に事件にもなっています。
(参考:パパ活やマッチングアプリで横行する“睡眠薬レイプ事件”の恐るべき実態「狙われるのは警戒心が薄い未成年や心の弱った若い女性」(文春オンライン) – Yahoo!ニュース)
パパ活女子のみなさんは、
- パパからの差し入れは飲まない・食べない
- 飲食店だったとしても、トイレなどで席を外す際はグラス・お皿を空にする
- もし空にせず席を外してしまった場合は、もうそれには口を付けない
など、徹底した対策をとってくださいね。
「開封されていないペットボトルだから大丈夫」と思っても、注射器で睡眠薬を注入していた、なんていう事例もありますよ。
パパ活アプリのプロフィールやメッセージでよく見かけるやつ
単語がわかったところで、実際パパ活アプリのプロフィールでよく見かける文章をご紹介します。
同じ人が書いてるのか?って思うくらいソックリなプロフィールもたくさん。
まずは顔合わせ1。お互いに大丈夫そうなら大人3で。
お茶・食事のみで稼ぎたいpjが定型で使う文章です。
大人の条件を相場通り(どちらかというと安めのほう)でチラつかせてパパを釣り上げ、顔合わせのお手当1万円をゲットしたらブロックして音信不通に。
すぐに次のパパと顔合わせをして、お手当1万円ゲット・・・と繰り返して稼いでいます。
そういう関係は信頼関係ができてからで考えています。
まずはお顔合わせ1で、気に入っていただけたら次回からお食事2でお願いしたいです🌷関係が深まればその先も考えております。
お茶、お食事より先のことは、お互いに信頼関係ができてから考えさせて頂けたらと思います、
こちらも同じく、お茶・お食事だけで稼ぎたいpjの常套句です。
彼女たちの言う「信頼関係」が築けることは一生なく、そのままフェードアウト。
大人NGだとパパが相手にしてくれないことは理解していて「大人NGとは言わないけど、大人をするつもりはない」という女の子がよく使っています。
意外と「へー」ってなるパパ活用語
いかがでしたか?
今回の記事では、パパ活でよく使われる用語・隠語、プロフィールやメッセージの定型文をご紹介しました。
由来を知って「へー、なるほどね」と思うものもあったのではないでしょうか。
パパ活が大衆化してきたとはいえ、公衆の面前や公開アカウントのSNSで堂々と「パパ活関連(特に大人関係)」のワードを口に出すのは憚られるもの。
パパ活をしてみたい・実際にしているのであれば、パパ活用語・隠語は必須です。
言葉は移ろうものなので、すぐに新しい言葉が生まれてくるかもしれませんが、しっかり覚えて楽しくパパ活をしていきましょうね!
いいねありがとうございます!マッチング嬉しいです♡
まずはお顔合わせ🍵で1~を希望しています。もしお互いにフィーリングが合えば、2回目以降は大人あり3はどうでしょうか☺”